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小平町
食文化・クラフト
一日陶芸体験~いちい窯
個人/団体/学校教育
 
陶芸体験で自分だけのオリジナル作品を

陶芸文化に親しむ施設「鬼鹿焼 いちい窯」は、小平トンネルを出た北部海岸沿いのマチ、鬼鹿にあります。
そこでは、町内外から多くの陶芸愛好家が来て、思い思いに作品作りを楽しんでます。

「鬼鹿焼」とは、日本海の荒波にもまれ育ったホタテ貝と、北国の大地に力強く息吹くいちい(オンコ)の木灰を使い、灯油窯の中に別に作ったサヤを入れて焼き上げるサヤ焼き手法を用いた陶芸作品です。
代表の村井フミ子さんは、これまで町内はもちろん、他の市町村から来た多くの陶芸愛好家を指導しています。
「鬼鹿焼」の特徴は、独特の色味とキラキラと輝く光り具合。
代表の村井さんが独自に編み出したもので、処分に困っていたホタテ貝を偶然活用したことがきっかけで生まれたものです。

工房内の作品展示室では、村井さんの作品を購入することもできます。
花瓶やマグカップはもちろん、ここにしか無いフクロウや、猫、タコ、ブタなどのカワイイキャラクター陶芸作品も販売されています。
陶芸作り体験は、製作時間に1〜2時間程度の体験となっています。
形まで製作した作品は、焼き上げた後に発送可能となっている。
村井さんの丁寧な指導付きで、陶芸好きな方はもちろん、初心者でも安心して体験できます。
マグカップや茶碗など、世界にたった一つのオリジナル作品を作れるのも、陶芸作品作りならではの魅力です。
のんびりと、気ままに、ロクロを回しながら陶芸体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。

工房内に、素焼き後の色付けした作品が並ぶ。
作品を焼く時に使う木炭は地元から取り寄せたものを使っている。

「鬼鹿焼の特徴であるホタテ貝の輝き具合は偶然の賜物だが、完成までに7年の歳月がかかった」
村井さんは、鬼鹿焼と陶芸についての魅力を笑顔で語ってくれた。
1日陶芸体験 制作過程 〜素焼き前の形作り〜
作品作りにかかせない粘土。
硬い粘土を叩いてほぐし、柔らかくしていきます。
ほぐして柔らかくなった粘土をロクロの上へ乗せ、手で器の形に整えていきます。
ある程度形が整ったら、上の余分な部分をロクロを回しながら水平に削ります。
木ベラを使って、ロクロを回しながら均一の厚さになるよう整えていきます。
ロクロを回し、なめし革を使って器のフチをなめらかにしていきます。微妙な力加減が必要。
形が完成。
完成後は素焼きし、焼き上がりを待ちます。
光り加減でキラキラと輝く鬼鹿焼は落ち着いた色合いで、あたたかみがある。村井さんの作品は道の駅鰊番屋でも、おみやげとして販売されています。

鬼鹿焼き「いちい窯」

〒078-3442
北海道留萌郡小平町字鬼鹿田代

◯開館/9:00~17:00
◯休館日/不定休(お問い合わせください)
◯駐車場/無料(約10台)
◯電話・FAX 0164-57-1209

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