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冬の漁港風景
 
第2徳漁丸 第8長栄丸
冬の漁港風景をご紹介したい。

留萌港ではエビこぎ漁を行う二人の漁師がいる。
一人は第2徳漁丸の船長、米倉宏さん。
もう一人は第8長栄丸の乗組員、黒澤勝彦さん。
9月16日のエビこぎ漁の解禁以来、
ボタンエビを中心に水揚げしている若き漁師達だ。
徳漁丸船長、米倉さん 子持ちのボタンエビ 長栄丸の黒澤さん
カジカ タラ ハタハタ やなぎのまい
小型の底引き網で操業するエビこぎ船は、午前2時に留萌港を出港し、
沖合い40Kmでの操業を終えて帰港するのは、夕方6時頃になる。
ナンバンエビ・ボタンエビはもちろんだが、網にはさまざまな種類の魚もかかる。
深夜の港を後にした船は、新鮮な海老や魚を土産に帰ってくる。
船には家族や手伝いの人がやってきて、荷揚げを手伝う。
漁師達の顔も活気があふれている。

水揚げされたエビや魚は留萌地方卸売市場でセリにかけられ、地元の魚屋やスーパーに卸され、店頭に並ぶ。
エビこぎ漁の最盛期は12月だと漁師は言う。これからが冬の漁本番といったところだ。
セリ場には水揚げされたばかりの魚が並ぶ
( 2008年 11月 27日 留萌市  夢追い人KAZ )

■参考記事  人情市場(2008年 5月 1日)

(編集局)

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