るもいコミュニティカフェテリア体験版

留萌市

第2弾 ~トマトの収穫とトマトピューレ作り~
vol.6
収穫体験。バケツいっぱいのトマト
収穫体験。旬で食べ頃の真っ赤なトマトがたくさん
昼食時。トマトソースで留萌産生パスタ「ルルロッソ」を味わう
るもい管内は自然豊かな土地柄で、それほど沢山の量ではないが季節ごとに海の幸・山の幸と様々な食材がある。
食材から生産者の顔が見え、安心して食べることができる。
昨年7月より、るもい健康の駅にてカファテリアがオープンしている。
今年は新たな取り組みとしてスープカフェと、生産現場を見学し、自ら収穫を行い調理するまでの体験型カフェが盛り込まれている。
9月7日、小平町桑園にある「中村農場」に参加者10名と、調理用トマトの収穫に向かった。
品種はプラムイタリアとニタキコマ。どちらも生で食べるより加熱することで、より美味しくなるというトマトだ。
例年なら中村さん自身がトマトの収穫を行い、小平町の加工業者に委託し製造、Aコープルピナスで販売をしていた。
だが今年は、加工業者が都合で休業しているため畑には収穫が追いつかないトマトが沢山あった。
バケツに、トマトを山盛りにしても一杯500円。生産者の苦労を思うと本当に申し訳ないほど安い。
収穫したトマトを持ち帰り、いよいよ午後からはピューレ作りにとりかかる。
手順は至って簡単だ。トマトを洗い粗く刻み、ミキサーで撹拌する。
ザルで濾した後、鍋に戻しタマネギ丸ごと1個とベイリーフ1枚を入れ半分の量になるまで煮詰める。
煮詰まるまで約40分。
タマネギとベイリーフを取り出し、塩小さじ1を入れ味を調える。最後は煮沸した瓶に詰め出来上がり。
昼食にスタッフが事前に用意したトマトソースで留萌産生パスタ「ルルロッソ」を味わう。
食材がすべて留萌産という贅沢な、そして美味しい昼ごはんだった。
留萌近郊の農家は、ほとんど家族で営んでいるため
天候に左右される生産物の収穫期は、猫の手も借りたい忙しさだ。
時期を逸すると収穫を迎えた野菜達も土壌の肥やしとなることも多いという。
生産者と消費者を繋ぐ体験型のシステムが確立されれば、双方に有益な明るい農村にならないだろうか。

るもいコミュニティカフェテリア 体験版 第4弾 〜豆腐作り〜

開催予定 平成24年2月上旬予定
体験人数 10名程度
体験料金 1,000円
お申込み 株式会社エフエムもえる
電話 0164-42-3871 メール office@moeru.fm
 
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