試食三昧!るもい浜焼き・お買物体験

留萌市・増毛町・小平町

vol.18
活きの良いボタンエビに歓声
地元の方がサケのさばき方を伝授
サケのちゃんちゃん焼きや地元の味に
舌鼓
北海道での夏の屋外での食事といえば、青空のもとでジンギスカンやバーベキューなど、肉や野菜を炭焼きにして
楽しむのが一般的だ。
ここ留萌では肉や野菜のほか海のマチらしく旬の新鮮な魚貝類を焼く、通称「浜焼き」が定番だ。
前浜で水揚げされる季節ごとの魚介類を焼くため、毎回違う味を楽しめるのが魅力である。

この「るもい・浜焼き」を地元ガイドの案内で、生産者と交流しつつ食材の買い出しから楽しめるのが
「試食三昧!るもい浜焼き・お買物体験」である。
10月7日、北海道運輸局主催「オロロンラインをつなぐ海と美食堪能ツアー」の一行、中国と韓国の留学生2 1名が
やってきた。
このツアーは旅先での魅力をブログやSNSで情報発信してもらうという目的もある。
まずは、駅前の市場で地元客に混じって魚を吟味。獲れたてのボタンエビを試食させてもらい新鮮さを実感した。
浜の直売所では、浜の母さん手作りの鮭冬葉(サケトバ)の作り方を教わりつつ味見する。
初めて知る鮭冬葉作りを興味深げに聴いていた。続いてはいよいよ高台にある礼受牧場に移動しての浜焼きだ。
農家の佐藤さんからお米の美味しいとぎ方、炊き方を教わって実際に炊いて味わう。新米の味は格別で、
1升のご飯がまたたく間になくなっていく。
今回は鮭をさばく実演も行われ、大きな鮭1匹をさばく迫力とともに素朴な浜言葉にも触れられた。
浜焼きは季節や時期によって食材が変わるのが魅力であり、夏はウニ、ヒル貝などを焼き、
秋には鮭のちゃんちゃん焼きを味わう。
ちゃんちゃん焼きとは、鮭と野菜を味噌仕立ての甘辛いタレで蒸焼きにするもの。
前浜から揚がった鮭を漁師の母さん手作りの味噌ダレで味わう、まさに地元の味である。

生産者と交流しながら留萌の食材をたっぷりと味わい、地元ならではの新鮮な食材の美味しい食べ方を知ることができるのもこの体験プログラムの魅力だ。
「地元の人と触れ合える美味しい体験」をぜひ、来年の夏も、多くの人に楽しんでもらいたい。
地元直売店でお買い物&試食体験
地元生産者が、美味しいお米のとぎ方を伝授
 
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