蒼い海ビーチクリーン体験

留萌市

vol.15
実施場所ゴールデンビーチるもい
「海をきれいに!」小学校の授業でも清掃活動の啓蒙活動を行っています
港町留萌に海水浴客を迎えるシーズンがやってきた。大切な海を、次世代の子どもたちにきれいなまま残そうと、活動を続けている地元ボランティア団体「蒼い海」と共に6月9日ゴールデンビーチの清掃活動に参加した。
結成10年目を迎える「蒼い海」は、海辺の清掃活動を中心に環境を考える活動も行っているボランティア団体だ。代表を務める鵜城雪子さんは、子どもたちにとって思い出のたくさんつまった故郷留萌の海が癒しの場所であり、元気をもらえる場所として残しておきたいと9年前から海辺の清掃活動を行ってきた。
当初は、5〜6人で始まったこの活動も今では30人以上の方々が参加する活動として定着している。海辺にあるゴミは様々である。遠く外国から漂着する物もあれば、心ない人々によって捨てられていくゴミもある。ゴミの種類も様々で吸殻や焼き
肉した跡の残がい、使用済の花火など危険なゴミもある。
6月9日曇りの空の下、今日も30人を超えるボランティアスタッフが集まっている。
午前7時50分ラジオ体操が始まる。8時清掃活動がスタート、私も蒼い海で準備した火ばさみ、ゴミ袋を片手に静かな波打ち際を歩く。海のある町に住みながら、海へ来るのは久しぶりである。
ぱっと見た限りでは大きなゴミが見あたらない。それもそのはず、2日前に留萌高校全生徒が清掃活動をしたばかりと聞いた。それでも海辺には、真新しい吸殻が捨てられている。腹立たしい。爽やかな潮風を感じながら1時間ほどで清掃活動は終了した。海をまじかに感じる港町留萌に住む私たちだからこそ、故郷の海を大切に守りたい想いにかられた。
留萌の海をきれいにしたいと思っている方、海辺の清掃活動に興味のある方、「蒼い海」と一緒に海辺の清掃をしてはいかがだろうか。
 
(C)2011- Hokkaido Government RUMOI Subprefectural Bureau All Rights Reserved.