リハビリ・リンゴ園

増毛町

〜「医」と「農」を連携させた実験ファーム〜
vol.1
指導者の冨野嘉隆(とみのよしたか)さんから苗木の取扱いの説明を受けました
土を苗木の根にかけ、足で踏み慣らします。慣れない作業に腕が疲れました
小学生達も夢中で苗木を植えました。いい思い出になることでしょう
5月7日(土曜日)小雨降る中、リハビリ・リンゴ園(増毛町暑寒沢)でリンゴの木を植えました。参加したのは子供から大人まで10名ほど、赤ちゃんと一緒の若い夫婦の姿もありました。事前にパプヤの里の冨野さんが、リンゴの木を植えるための穴を掘って準備してくれていました。到着後、冨野さんによる作業手順の説明を受け、二人一組で1本ずつ苗木を植えていきます。子供たちも初めての作業を楽しんでいる様子。木を植え終わると事務局の森さんが『リンゴの木の名前』を聞き取ってくれます。ニックネームや家族の名前をつける人など、思い思いに名付けました。私も『エフエムもえるちゃん』と名付けました。
リハビリ・リンゴ園の森さんにお話しを聞きしました。「リハビリ・リンゴ園とはハンディキャップをもつ人々がリハビリをかねて自然にふれあい、共同作業を通して社会性を取り戻すための、医と農を連携させた実験ファームのことです。リハビリ・リンゴ園ではハンディキャップという概念を広く捉えているので、誰もが参加可能です」。
参加申し込みは随時行われており、季節、参加者に応じて作られたプログラムを体験できます。
リハビリとリンゴ。一見すると共通点のない言葉の組み合わせですが、これからどんな体験ができ、どんな出会いが広がるか楽しみです。
(編集局)
リンゴを育てるには春夏秋冬、季節ごとに作業があるため、いつでも体験が可能です。障害や病気の度合いをドクターと相談しながら作業を決めることもできます。まずは、リハビリ・リンゴ園の森さんに相談してみませんか。
 
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