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- 食用ホオズキ収穫・調理体験
るもい健康の駅内で、留萌管内産の旬の食材を使った料理を提供している「るもいコミュニティカフェテリア」。
今年6月より、その一環として行われている「体験型カフェテリア」では、食材の収穫から調理・試食までを体験。
9月30日に行われた収穫・調理体験では、食用ホオズキの収穫と、ホオズキゼリーの調理・試食体験を行いました。
午前早朝、留萌市船場公園で行った食用ホオズキ収穫体験では、3名の方が参加・体験をされました。
収穫作業は約30分ほどで終了。
普段は観賞用としてのイメージが強いホオズキですが、別名「ストロベリートマト」とも呼ばれ、食用としても栽培されています。秋のこの時期には直売所に並ぶこともあります。
収穫後のホオズキは茶色い袋状のガクに包まれていて、中にはオレンジ色に染まった実が入っています。
早速食べてみると、ぷちぷちした食感と甘酸っぱく独特の風味が口の中に広がり、トマトのような果物といった感じでした。
続いての調理体験には、8名の方が参加し、「ホオズキゼリー作り」を体験しました。
開催の挨拶後、早速調理体験スタート。
ホオズキを茹でてから、ミキサーにかけ、ザルで濾し、ホオズキの液を取り出します。
ろ過されたオレンジ色のホオズキの液からは甘くフルーティな香りが漂い、そのままジュースとしても味わえそうな感じでした。
作業も終盤、ゼラチン投入後は、「おいしいゼリーが完成しますように…」と願い、冷やします。(通常は2時間くらい冷やします)
冷蔵庫から取り出したオレンジ色のゼリー(今回はスタッフがあらかじめ作っておいたゼリーを使用)は、赤ちゃんの肌のようにプルンプルンでした。
仕上げにチョコレートをコーティングしたホオズキの実をゼリーに乗せ、「ホオズキゼリー」の完成です。
完成後は体験したみなさんと試食タイム。
独特の香りと、甘さの中に程よい酸味が効いた上品な味でした。
▽体験プログラム▽
るもいコミュニティカフェテリア 地元食体験 ワンプレートカフェ
るもいコミュニティカフェテリア 地元食体験 スープチョイスカフェ
▽ホオズキゼリーのレシピ▽
自然豊かな留萌管内の土地柄には、季節ごとに様々な旬の食材があります。絶えず変わりゆく旬の食材だからこそ、収穫し、調理する楽しみがあります。
今回の収穫・調理体験を終えて、地元食材への感謝の気持ち、慈しみがより一層強く感じられました。
(記事:留萌観光連盟事務局 2011-10-24)