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羽幌町・天売
自然に親しむ
ウトウ・ナイトウォッチング
個人/団体/学校教育
 
海鳥の楽園天売島で、ウトウの生態を観察

天売島で30万つがい60万羽が生息するウトウは、土に巣穴をつくる海鳥で、日中は海で生活し、夕暮れになると一斉に巣穴に戻ってきます。
海が近く、高い断崖に囲まれている天売島は、ウトウには最も適した生活区で世界最大の繁殖コロニーとなっています。繁殖は5月から7月にかけてピークを迎え、イカナゴやカタクチイワシなどの餌を加えて帰巣するウトウの群れが見られます。
ウトウ・ナイトウォッチングでは、夜7時頃に宿泊先の各旅館より観光バスで回り、天売島の赤岩展望台周辺に帰巣するウトウの風景を鑑賞します。送迎を含め2時間程度の体験となっています。展望台に到着する頃、餌を加えて巣穴に戻ってくるウトウの群れと、その餌を横取りしようとするウミネコ達が、激しい攻防戦を繰り広げています。柵越しに数メートル先で見れる鳥たちの死闘はまさに圧巻です。写真撮影も極端なフラッシュが無ければ可能なのでカメラや双眼鏡などを持参すると良いです。また、体験当日は風が強かったり雨天の場合もありますので、充分な雨具と防寒具の備えも必要になります。
ウトウを観察するにあたり、羽幌町の「北海道海鳥センターで海鳥をシル・ワカル体験プログラム」で海鳥の種類や生態などの知識を深めてから行くと、より天売島での海鳥観察を楽しむことができます。

赤岩から見下ろした天売島の断崖風景。ウトウの他、ケイマフリ、ウミネコ、オオセグロカモメなど100万羽の海鳥が生息しています。
双眼鏡は必須アイテムになるので持参して行くとよいでしょう。
柵越しに間近で見ることができるウトウの大群。ウォー、グググッ…といった感じの独特の鳴き声で鳴きます。
ウトウとウミネコのバトル。体の小さなウトウも餌を守ろうと必死で戦います。
断崖絶壁に建つ海鳥観察舎では、50倍望遠鏡が設置してあり、崖に巣をつくって生息する海鳥を観察できます。
昼間のウトウの巣穴。
巣穴の大きさは20〜30cmくらいです。
夜になると餌を加えたウトウたちが、一斉にここに帰ってきます。
巣穴に戻る途中、着地に失敗してうずくまっているウトウ。普段は海で生活するウトウは、陸に着地するのがとても下手くそな海鳥です。助けてあげたいけど・・・。
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