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お田植祭
~新嘗祭献穀田の神事と早乙女の田植え~

皇室行事のなかで最も重要とされる「新嘗祭」は
毎年11月23日に天皇が五穀の新穀を天神地神に勧め
御身らもこれらを食してその年の収穫を感謝する祭儀

今年の新嘗祭に献納するのは
増毛町信砂の水稲農家 下山晴朗さん
5月24日 献穀田お田植祭が執り行われた
下山晴朗さん、ひふみさん。二人で米を作り続けて24年。
「献納はプレッシャーだが、妻を東京に連れていくことが楽しみ」
と語る下山さん。
下山さんの圃場
このたんぼで収穫された米が天皇へ献納される

「下山さんの農業士としての
実績に信頼を寄せています」
南るもい農協組合長
橋村勉さん
 三人の早乙女は地元増毛中学校1年生

三人の早乙女が植えたのは「ゆめぴりか」

「ぴりか」はアイヌ語で「美しい」という意味だ
夢・美しく、味・美味しく
北の大地で育む「ゆめぴりか」
出来秋が楽しみだ

斎主は増毛厳島神社の小林千秋宮司 早乙女たちにより植えられた「ゆめぴりか」の苗 ひとつづつ慎重に苗を植えてゆく早乙女たち

今後の行事

10月上旬
抜穂祭(収穫)

10月下旬
献穀献納式
下山夫妻が皇居へ献穀米を持参
【ゆめぴりか】
アミロース含有率が適度に低く、粘りがあり、北海道米最上級の美味しさが、これからの北海道米の夢を担う。
( 2009.05.25  編集局:米倉 礼子 ) 
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