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サロベツの丹頂 
収穫が終わった畑でデントコーンをついばむ丹頂鶴
留萌管内最北部のマチ、幌延町には湿原の保存に関する国際条約であるラムサール条約に登録されている「サロベツ原野」が広がっています。
この豊かな自然の中で、地元の人にしっかりと見守られているのが丹頂鶴です。
サロベツ原野には数えきれないほどの沼地があります
 
丹頂鶴の生息地は北海道東部ですが、ここサロベツ原野にも数年前から丹頂鶴が飛来し、子育てをしています。一説には、孵化したひながオスならば、いつかメスを連れてやってくると言われており、ここサロベツで生まれた丹頂もメスを連れてやってきたようです。
パンケ沼へと続く道に沈む夕陽
今年はオスの丹頂が1羽と、一組のつがいがサロベツで子育てをしました。丹頂がサロベツで子育てをするのは、この地方が雪景色になる前まで。12月上旬くらいには、道東へ旅立ってゆきます。私たちは来年、お嫁さんを連れて再びやってくるのを願って見送ります。
木道が続く湿地帯は秋色
   ◆幌延町へのアクセスや幌延町に関する情報>>>幌延町HP
( 2008年11月18日 幌延町情報員:KO−JUN-KO )

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