留萌市内の留萌千望（せんぼう）高校生が開発、井原水産が製造販売をしている「鰊そぼろ」。おおよそ半世紀前にニシンで湧いた留萌では、生のままだと半日でダメになってしまうニシンを保存するため、醤油で３日ほどコトコト煮込み、骨まで柔らかくしてほぐした”そぼろ”を保存食としていました。　約５０年の時をこえて、平成１８年度の３年生が授業の一環で、留萌を代表する新商品を開発したのが、この「鰊そぼろ」です。 　地域の伝統とアイディアと技術が融合した新商品は、井原水産直売所や札幌市内の大丸百貨店で購入できるほか、北海道留萌支庁合同庁舎４階の食堂にて、１１月７日（金）限定で「鰊そぼろ」の特製パスタが食べられます。