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     遠別漁港あれこれ情報!

遠別漁港ってこんなところです!
海の男達が真剣勝負の漁へと向っていく、「男の基地」です!



海上から撮影した遠別漁港です。山々を背景に海の男達はこの港から出航します。優先枠オーナーさんは、遊漁船からこの景色をご覧いただけることでしょう。
 
■ひらめ底建網漁に使われる網の模型

 この網の名称は、片溜式底建網(かたとめしきそこたてあみ)
 といいます。この形式の網で獲る魚は、ヒラメ・カレイ・
 サバなどです。
 従来定置漁業は、浮網と言われるタイプの網がおも
 でしたが、潮の流れの変化による網の変形が大きい
 ことや、時化(しけ)などによる破損の恐れがあるため
 改良を重ねた結果、このような片溜式底建網が開発
 され、現在使用されています。
 遠別のひらめ漁でもこの網が使われています。


遠別町郷土資料館に展示されている底建網の模型

■遠別漁港のもうひとつの顔

遠別漁港で水揚げされる、ひらめはもちろん有名ですが、もうひとつの顔も
ご紹介しましょう!
それは、ホタテの稚貝の養殖です。
3月下旬頃から5月初旬くらいまで、ホタテ稚貝の出荷作業が行われます。
稚貝とは、つまり、ホタテの赤ちゃん!
ここ遠別町では、卵からホタテを養殖し、1年ほど育てたあと、オホーツク海
に面した地域5つの漁協に出荷します。オホーツク海に地撒きされ、さらに
3〜5年で成貝(大人の貝)となります。

遠別沖で養殖された稚貝が船で港へ運ばれます。船からはクレーンでおろします。
右上の写真でクレーンに吊られているのは、稚貝がはいった「かご」です。
稚貝を大切に育てるかごですから、「ざぶとんかご」や「まるかご」と呼ばれ
ています。
出荷する際は、出荷先の海の状態と遠別町の海の状態がともに凪ている
ときしか作業ができません。お互いにタイミングが合うときに、出荷するため
漁師さんや漁協の職員、お手伝いさん達みんなが力を合わせます。
沖から水揚げされた稚貝を手早く選別して運搬用のトラックに積み込まなけ
ればならないため、あうんの呼吸で作業が進みます。
北海道産の新鮮で美味しいホタテがみなさんの食卓に並んだとき、遠別の
港のことを思い出していただけたら、うれしいかぎりです!

港で待ち受けた人々が稚貝を選別して出荷します。
                        

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